SUSTAINABILITY

私たちイーオクトが考える「サスティナビリティ」とは、難しいことではなく、
誰もがただほんの少し、日々の暮らしを、消費行動を見直して、行動を変えること、進化すること。

私たちの取り組み
2020.05.01

イーオクトがFreedeskを取り入れた理由

イーオクトでは2018年からスウェーデンのFREEDESK社のデスクライザーを導入し社員が利用しています。「Freedeskデスクライザー」を取り入れた理由について、イーオクト代表取締役 髙橋百合子から、当時全社員に向けて発信されたメッセージをお届けします。

 

Freedesk(フリーデスク)を社員全員が使うべきだと考えた理由

一日、8時間以上オフィス内で仕事をする、そのほとんどが、デスクワーク、PCワーク、そしてMTG。
座っている時間は著しく長い・・・。
私たちのオフィスでも同様でした。

今までのこと

私自身は、ゴルフなどはしていましたが、日常生活で「歩く」ことがほとんどないクルマ生活を長くしていました。
そのことで、カラダの不調をきたし、マッサージや整体に通うことがしょっちゅうでした。
座っている時は、脚を組むのが習慣になっていて、その結果としての身体のゆがみ、左半身が重い、も気になっていました。

15年前から、フィットネスクラブに通い始め、パーソナルトレーナーにつき、週1回の筋トレとストレッチをはじめ、続けています。

地道に継続していることで、肩こりや腰痛といったカラダの不調はすっかりなくなりました。
運動効果を身を以て知ることができました。カラダの自信が精神につながることもはっきりわかりました。
同時に、自分のからだや姿勢や、身体の筋肉のつながりに敏感になりました。

少し前のこと

一方で、オフィスでのデスクワーク中の座っている姿勢というか、座っているときのモゾモゾする座りごこちの悪さというか、腰を伸ばして腰かけたいのに、すぐに姿勢が崩れてしまうことにストレスを感じていました。

いくら正しても、すぐにまたぐにゃっと腰が落ち、背中が猫背気味になるのです。

そして、一日座りっぱなしの時のカラダの疲れ、座っているのに疲れることに、神経を集中させている脳の疲れなのかなと思っていたのですが、ときどき立った時のスッとカラダが軽くなるようなきもちよさにも気づいていました。

長時間の飛行機の旅も同様です。ここのところのシートの進化はすさまじく、搭乗するたびにびっくりしてしまいます。
といいつつ、やはり座り続けは苦痛以外の何物でもなく、機内をいつも行ったり来たりむやみに歩いています。

ヒールだったせいで、歩くことがきらいだったのに、ペタンコ靴の現在は大好きで、歩いたあとの爽快感はたまりません。
ところが、天候だったり、仕事だったりで、歩けない日があります。

こういう日は、歩けないことのストレスと体の重さを感じています。

つまり、人は立ち、活動することで、からだもこころも心地よさを獲得するのだと思うようになりました。
動物・・・なんですね。

立ったり座ったり

私たちのスウェーデンの取引先では、スタンディングデスクがあたりまえのように使われているのを目にしていました。
なんとなく目にしていたことが、私たちもとり入れたいと思って、何年か前から情報を収集し始めましたが、ピッタリくる昇降型デスクやミーティングテーブルは見つからず、どうしたものかと考えていました。

ちょうどそんな時、スウェーデン大使館から紹介されたのがFreedeskでした。

すぐに、会社でとり入れようと思いました。

元気で明るい職場環境がいちばんだいじ

仕事ができるかできないかは能力差がもちろんありますが、一方で、健康であること、毎日元気な姿を見せることは、仕事ができることと同様に、それ以上に大きな価値があると感じています。

元気な笑顔で朝の大きなおはようございますの挨拶をする人は、会社にとってのたいせつな財産です。
あそこが痛い、ここがどうだ、沈んだ声であいさつ、、、まわりのひとのこころ、職場の前向きな風土に影がさします。

心身共に元気な人たちで会社をあふれさせたい、仕事のをたのしいモノにしたい、生き生き働くひとだけの職場、会社にしたい。
元気であること、心身共に健康であることが、共に会社の活力につながり、取引先にも、お客さまにもいい影響をおよぼし、ひいては社会が元気になるのだと思っています。

繰り返しますが、経営者含む社員全員の心身ともなる健康こそが、私たちの会社の基礎であります。
その基礎づくりは、経営者と社員の協働作業で成立するものです。

経営者が為すべきことは、心身ともなる健康を生みだす環境づくりだと考えています。

働き方の自由度は大切

働き方の自由度は、働く人の心身と密接な関係があると私は思います。
窓を開けて空気を入れ替えられる、エアコン温度の調整ができる、時間有給取得ができる、休みがとれる・・・。
まだまだこれから増やしていけると思います。

立ったり座ったり、カラダを動かすことがいつでもできるというのも、大きな自由度だと思います。
立ちたいときに立てる、座りたいときに座れる。

カラダの健康だけではなく、心の解放というこころの健康面も大きなメリットだと考えました。

立ってみたら気づいたこと
立つことは、視界を広くするというのも、実際に使ってみて感じたことでした。

単純に気持ちがいいです。ふっと心が解放されます。視界が広がります。
山や丘に登った時と同じきもちよさです。

まわりの人たちがよく見えます。

立っている同士、目があったりして連帯感も感じたりします。

コミュニケーションしやすいと思います。

行動を起こしやすいというのも気づきました。
座っている時より、人に声をかけやすいし、あっと思ったらすぐにからだが動く、これは思わぬ利点です。
慣性の法則でしょうか。

岡教授(早稲田大学スポーツ科学学術院教授:岡浩一朗氏)の 『「座りすぎ」が寿命を縮める』という本も大いに参考になりました。
社員には、元気で長生きしてほしいです。

お話しをうかがった時の「GATE WAY」ということばも確かに・・・と実感です。
何かよきことをはじめると、次のよきことにつながるということです。

私たちのオフィスのある4階までの階段を上がるとき、瞬間いつもエレベーターにしようかと思っていたのが、その瞬間の迷いが消えました。
さらに、階段の上がり方、背中も腰も後ろ脚もきちんと伸ばして上がるようになりました。

雨だったり、用があったりで、一日の歩行量が少ない日も、立つ時間を少し伸ばせば、歩いたことと同じであるという事実も、気分をぐんとよくさせています。

立ったり座ったりで、めりはりをつけた仕事を今後も続けていきたいと思っています。

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